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図研の回路・基板設計環境が備えるFPGA協調設計ツールがXilinxの28nm FPGAやARMコア内蔵FPGAに対応
ニュース 2012年8月6日
図研の回路・プリント基板設計環境「CR-8000/CR-5000」が備える,プリント基板とFPGAの協調設計ツール「GPM(Graphical Pin Manager)」が,Xilinx社の「7シリーズFPGA」および「Zynq-7000 EPP(Extensible Processing Platform)」に対応した.これらのFPGAの情報をGPMのデバイス・ライブラリに追加した.GPMを使って,ボード上の部品配置を考慮した信号の引き回しやピン割り当ての検討が行える.
FPGAを搭載したプリント基板の設計では,ノイズ対策などのために,後からFPGAのピン割り当てを変更したくなる場合がある.FPGAは手元で自由に回路構成を変更できるデバイスであり,ある制約の元でピン割り当ても変更できる.このような制約とプリント基板のパターン・レイアウトを考慮しながら最適なピン割り当てを決める際に,GPMが利用される.
7シリーズFPGAとZynq-7000は,28nmプロセスで製造する新しいFPGAファミリである.Zynq-7000は,デュアルコアのCortex-A9 MPCoreを搭載している.
[図1] GPMの画面例(Zynq-7000の回路図シンボルとフットプリント)
[図2] GPMの画面例(ピン交換を行っているところ)
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