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横河ディジタルコンピュータ,クアッドコア・プロセッサを搭載した開発・評価用Android 4.0タブレットを発売
ニュース 2012年7月4日
横河ディジタルコンピュータは,韓国Samsung Electronics社のARM Cortex-A9クアッドコア・プロセッサ「Exynos4412」を搭載した開発・評価用Android 4.0タブレット「ODROID-Q」の販売を開始する.UART/JTAGインターフェースや拡張I/Oポートを備える.また,本タブレットにはソース・コードや回路図が付属する.OSカーネルやデバイス・ドライバ,アプリケーション・ソフトウェアのデバッグ,およびAndroidを搭載した組み込み機器の研究・開発などに利用できる.本タブレットは韓国Hardkernel社が開発した.
プロセッサの動作周波数は1.4GHzで,内部に1Mバイトの2次キャッシュ,および英国ARM社のGPUコア「Mali-400 Quad Core」を備えている.プロセッサのほか,1GバイトのLP DDR2 SDRAM,16GバイトのeMMCメモリ,1280画素×800画素の10.1インチ液晶ディスプレイ(マルチタッチ・スクリーン付き),130万画素と500万画素の二つのカメラ,3軸ジャイロ・センサ,3軸加速度センサ,3軸地磁気センサ,光センサ,圧力センサ,温度センサ,振動モータを搭載する.ワイヤレス通信機能として,3Gデータ通信(HSPA+,W-CDMA,GSM,GPRS,EDGE),IEEE 802.11a/b/g/n,Buletooth 2.1+EDRに対応する.さらに,HDMIインターフェース,USB 2.0インターフェースも備えている.バッテリには,出力電圧が3.7V,容量が5600mAhのリチウム・ポリマ電池を使用する.日本国内仕様のACアダプタも付属する.
外形寸法は255mm×175mm×11.5mm,重量は575g.2012年8月中旬に出荷を開始する.
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