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京都マイクロコンピュータ,Cortex-A9 Dual Coreプロセッサを搭載した評価ボードを発売
ニュース 2012年6月6日
京都マイクロコンピュータは,Cortex-A9 Dual Coreプロセッサを搭載した評価ボード「KZM-A9-GT」の受注を開始した.プロセッサとして,ルネサス エレクトロニクスの「R-Mobile APE5R」を搭載する.R-Mobile APE5Rの動作周波数は1.2GHz.Linuxカーネルのソース・コードとバイナリ・コード,開発ツールが付属するので,購入後,すぐに評価を開始できるという.
本評価ボードは,CPUボードとLCDボードから構成される.CPUボードは,R-Mobile APE5Rのほか,1.5MバイトのSRAM,512MバイトのDDR2 SDRAM,64MバイトのNOR型フラッシュROM,4GバイトのeMMC(Embedded MultiMediaCard)規格対応NAND型フラッシュROM,デバッグ用のJTAGコネクタとETMコネクタ,USB 2.0ポート(ホスト,ターゲット,OTG),100Mbps Ethernetポート,SD/MMCスロット(SDIO対応),オーディオ入出力ポート,拡張コネクタ,加速度センサ,地磁気センサなどを搭載する.LCDボードは,サイズが5インチで,画素数が800ドット×480ドットのマルチタッチ対応タッチ・パネル付き液晶ディスプレイを搭載する.
電源電圧はDC5Vで,専用のACアダプタが付属する.ボード全体の外形寸法は224mm×120mm.
[写真1] KZM-A9-GTの外観
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