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フラットーク,Windows CEを内蔵した手のひらサイズの投写型ディスプレイ装置を発売
ニュース 2011年5月23日
フラットークは,Windows CEを内蔵した手のひらサイズの投写型ディスプレイ装置「ML-130」を発売した.パソコンと接続しなくても,内蔵するWindows CE上のアプリケーションを利用することにより,PDFやPowerPoint,Excel,Word,JPEG,MPEG-4などのプレゼンテーション・ファイルを直接表示できる.プレゼンテーション・ファイルはSDメモリ・カード(16Gバイト)やUSBメモリによって本ディスプレイ装置に供給する.
外形寸法は75mm×142mm×28mm,重量は250g.輝度は50ルーメン.表示解像度はWVGA(854ピクセル×480ピクセル).光源にはLEDを利用している.オーディオ出力用として,モノラル・スピーカを備える.バッテリで駆動し,1回の充電により最大輝度で60分以上稼働するという.
投写型の映像表示には,米国Texas Instruments社が開発したDLP(Digital Light Processing)技術を利用している.DLPとは,CMOS基板上に微小な鏡(マイクロミラー)を多数敷き詰めたDMD(Digital Micromirror Device)と呼ばれる素子を使用し,この微小な鏡を高速に制御し,光を反射させることで映像を表示する技術である.
[写真1] ML-130の外観
[写真2] ML-130で表示している様子
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