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Lattice,リセット制御や故障ロギングなどの機能を統合した電源管理ICを発売
ニュース 2010年10月13日
米国Lattice Semiconductor社は,リセット制御や故障ロギングなど,ディジタル回路の動作や故障解析に必要な管理機能を統合した電源管理IC「Platform Manager」ファミリのサンプル出荷を開始した.アナログ・シングルエンドとアナログ・ディファレンシャルの両方をサポートし,ディジタルI/Oが31本の「LPTM10-1247」,アナログ・ディファレンシャルのみをサポートし,ディジタルI/Oが91本の「LPTM10-12107」の2品種を用意する.
電源管理機能として,ホットスワップ(活線挿抜)制御,電源入力のシーケンス制御/監視,電源オアリング制御,電源電圧調整/マージン管理,サブボード用の電源供給といった機能を備える.監視できる電源系統は最大12,計測誤差は0.7%,応答速度は65μs以下である.またディジタル回路の管理機能として,リセット信号供給,SPIやI2Cなどのシステム・インターフェース,起動時にホスト・プロセッサに対してシステムの情報を知らせるパワーONコンフィグレーション,電源断時などの動作を記録する故障ロギングといった機能を備える.
ディジタル回路の管理機能は640 LUT(Look-up Table)のFPGAブロックによって実現しており,JTAGインターフェースを利用して機能をカスタマイズしたり,ピン配置を変更したりできる.電源管理機能の開発ツールとして「PAC-Designer 6.0」を,FPGAブロックの開発ツールとして「ispLEVER Starter 8.1 SP1」を提供する.本LSIの評価ボートも併せて出荷する.
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