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アットマークテクノ,IEEE 802.11b/g対応の無線LAN評価キットを発売
ニュース 2010年10月4日
アットマークテクノは,IEEE 802.11b/g対応の無線LAN評価キット「AWL12-D01Z」を発売する.ロームが無線LANモジュールを,日新システムがLinuxのデバイス・ドライバを供給する.アットマークテクノ製のARMボード「Armadilloシリーズ」と組み合わせて使用することを想定している.
AWL12-D01Zは,ローム製の無線LANモジュール「BP3590」を搭載する.外形寸法は24.0mm×33.1mmと小さい.動作温度範囲は-40℃~+85℃.ボード上にアンテナを搭載しており,外部アンテナにも対応する.技術基準適合証明などは取得済み.ARMボードのArmadilloとAWL12-D01Zは,SDIOインターフェースにより接続する.
試作開発用の本キットには,Armadillo-WLANモジュール本体とArmadillo-400シリーズに装着するための拡張ボード,SDカード型ベース・ボード,アンテナ,Linuxデバイス・ドライバ・ソフトウェア(バイナリ・コード)を収録したCD-ROMが同梱される.また,Armadillo-420とArmadillo-WLANモジュールを組み合わせた「Armadillo-420無線LANモデル開発セット(A4201-D00Z)」も用意する.量産用のArmadillo-WLANモジュール(型名:AWL12-U00Z)は1台から購入可能で,100台購入時の価格は8,000円以下となる見込み.
[写真1] AWL12-D01Zの製品イメージ
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