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LitePoint,スマートフォンの量産試験やLTEの設計検証に利用できるテスト測定器を発売
ニュース 2010年9月29日
米国LitePoint社は,次世代無線通信機器用のテスト測定器「IQxstream」と「IQ2010」の日本での販売を開始した.IQxstreamはデータ・カードやスマートフォンの量産試験,および2G/3G/LTE(Long Term Evolution)の設計検証に,IQ2010は無線製品やMuticom製品の量産試験やモジュールおよびSIP(Session Initiation Protocol)のテストに利用できる.
IQxstreamはマルチコアのCPUを搭載しており,4台の携帯端末のテストを並列実行できるという.100MHzのキャプチャ帯域を持ち,1×2のMIMO(Multiple Input Multiple Output)テストにも利用できる.
IQ2010はWiFi(IEEE 802.11a/b/g/n)やBluetooth,GPS,FM,WiMAX(IEEE 802.16d/e),短距離無線通信(NFC)の6種類の無線規格のテストを行える.WiFiとBluetoothを順にテストしながら,GPSとFMのテストを並列実行することも可能.どの規格に対応するかはソフトウェアにより管理する.基本ユニットはWiFiとBluetooth,GPS,FMに対応し,追加ライセンスによりWiMAXやNFCのテスト機能を追加できる.
LitePoint社は,2010年4月に日本法人であるライトポイント・ジャパンを設立し,2010年9月29日より日本での事業を開始した.日本企業向けの技術サポートを強化していくという.販売代理店はセキテクノトロンが担当する.
[写真1] LitePoint社会長兼CEOのBenny Madsen氏
[写真2] IQxstreamの外観
[写真3] IQ2010の外観
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