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アイサプライ,太陽光発電インバータの出荷台数が今後4年間で9倍に増加すると予測
ニュース 2010年9月24日
電子部品やディスプレイの調査会社であるアイサプライ・ジャパンは,世界の太陽光発電インバータの出荷台数と売上金額の動向を予測した.出荷台数は2010年の260万台から2014年にはその約9倍の2330万台に,売上金額は2010年の53億ドルから2014年にはその約1.7倍の89億ドルに増加するという.
太陽光発電インバータとは,家庭などで独立して使用するため,あるいは交流配電網と接続するために,太陽光発電パネルで発生させた直流電力を交流電力に変換するシステムである.2009年から2010年にかけて,太陽光発電インバータの製造に必要な電子部品の不足が課題となっており,メーカの間では,特にIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)モジュールの調達が困難になっているという.
[図1] 太陽光発電インバータの出荷台数の予測
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