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ローデ・シュワルツ,帯域が30GHzのリアルタイム・スペクトラム・アナライザを発売
ニュース 2010年7月20日
ローデ・シュワルツ・ジャパンは,周波数帯域が9kHz~30GHzと広いスペクトラム・アナライザ「FSVR30」を発売した.リアルタイム復調帯域幅が40MHzで,その更新速度は25万回/s.従って,周波数上の分解能は50kHzとなる.これにより,時間変化のある信号,例えばBluetoothのように周波数ホッピングを行うアプリケーションなどの信号観測が可能となる.
発生する周波数の頻度が色別に表示されるため,ユーザは直感的に通信状況を把握できる.また,まれにしか発生しないノイズや通信エラーの様子も把握しやすいという.
リアルタイム・モードのほか,通常のスペクトラム・アナライザの機能も備える.周波数マスク・トリガ機能や,マスク領域にかかる信号スペクトラムを観測したときに表示を更新する機能をもつ.
FSVR30に加えて,周波数帯域が最大7GHzの機種(FSVR7)や最大13GHzの機種(FSVR13)も用意する.
[写真1] FSVRシリーズの外観
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