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Agilent,PCI Express 3.0に対応したプロトコル・アナライザとエクササイザを発売
ニュース 2010年3月31日
米国Agilent Technologies社は,PCI Express 3.0(Gen 3)のx1~x16(レーン数1~16)に対応したプロトコル・アナライザ(U4301A),およびエクササイザ(U4305A)を発売した.同社はこれらを合わせて「U4300Aシリーズ デジタル・テスト・コンソール」と呼んでいる.またプローブとして,U4321Aスロット・インタポーザ・プローブとU4322Aミッドバス・プローブを用意する.PCI Express 3.0は,PCIバスの標準化を行っているPCI SIG(Special Interest Group)で規格策定が進んでいる.
本プロトコル・アナライザは8Gバイトのトレース・メモリを持ち,物理層の信号を確実に捕獲するレーン・トリガ・モードを備える.4レーンのPCI ExpressインターフェースまたはUSBインターフェースを介してホスト・パソコンと接続できる.通信事業者向けコンピュータのハードウェア規格であるAdvanced TCA(Telecom Computing Architecture)に準拠する.
エキササイザは,リンクの状態を管理するためのLTSSM(Link Training and Status State Machine)をテストする機能を持つ.プローブはESP(Equalization Snoop Probe)を採用しており,バスのどのポイントでも適切に信号を測定できるという.
[写真1] デジタル・テスト・コンソールの外観
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