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三洋電機,600V耐圧の小型ゲート・スイッチング・ドライバICを発売
ニュース 2010年2月4日
三洋電機は,600V耐圧のゲート・スイッチング・ドライバIC「TND522VS」,「TND519SS」を発売する.TND522VSはハイサイド・ドライバ型,TND519SSはハイサイド・ドライバとローサイド・ドライバを含むハーフ・ブリッジ・ドライバ型である.電気自動車やエアコンなどのモータ駆動,液晶プロジェクタのバラスト回路,太陽光発電システムの電源などに使用できる.
TND522VSのパッケージは8ピンVECで,外形寸法は2.9mm×2.8mm×0.75mmと小さい.既存の同等性能のICと比べて実装面積を73%減らし,重量も83%軽くした.出力電流Io+/Io-は200mA/400mA,入力電圧VIH/VILは3.0V/0.8V.出力側にPNP/NPNトランジスタを接続することにより,さらなる高出力電流が得られる.
TND519SSのパッケージは8ピンSOPで,外形寸法は5.0mm×6.0mm×1.8mm.出力電流Io+/Io-は400mA/450mA,入力電圧VIH/VILは3.0V/0.8V.また,出力部に同時ON防止回路を備える.
TND522VS,TND519SS共に2010年2月中にサンプル出荷を開始する.同年3月には量産出荷を開始する予定する.
[図1] TND522VSとTND519SSの回路図
[写真1] TND522VSとTND519SSの外観
[写真2] TND522VSを実装したボードの外観
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