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ルネサス，16ビットおよび32ビットCISCマイコン用JTAGエミュレータを発売
ニュース 2009年8月11日
ルネサス テクノロジは，同社の16ビットおよび32ビットCISCマイコン「RXファミリ」用JTAGエミュレータ「E1」と「E20」を発売した．本JTAGエミュレータは，同社の32ビットのRISCマイコン「SuperHファミリ」と8ビット・マイコン「R8Cファミリ」にも今後対応する予定．本JTAGエミュレータは，同社の既存製品である「E8a」や「E10A-USB」と比べて，安価に提供される．
E1は，プログラム内の2点間の実行時間を計測する機能や，動作中のプログラムのふるまいを確認する機能などを備えている．マイコン用インターフェースは，UARTとJTAGの2方式に対応する．
E20は，トレース容量が2M分岐/サイクルと大きい．また，4KバイトのリアルタイムRAMモニタ機能やC0カバレッジ機能などを搭載している．さらに，GUIを利用して各種の設定を行う機能や，検索やフィルタリングといったトレース解析機能，同社の統合開発環境環境「High-performance Embedded Workshop」と組み合わせて実現するプロジェクト一元管理機能なども備えている．
梱包材も含めてRoHS指令に対応する．E1の外形寸法は109mm×53.2mm×18.6mm，E20は114.9mm×74.2mm×19.2mm．
2009年8月からサンプル出荷を開始する．
[写真1] E1とE20の外観
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