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NXP,ARM Cortex-M3を内蔵した32ビット・マイクロコントローラを発売
ニュース 2009年5月29日
オランダNXP Semiconductors社は,ARM Cortex-M3コアを内蔵した32ビット・マイクロコントローラ「LPC1311」,「LPC1313」,「LPC1342」,「LPC1343」を発売した.組み込みアプリケーション向けに設計されている.
動作周波数が70MHzのARM Cortex-M3コアを搭載し,最大32KバイトのフラッシュROMと最大8KバイトのSRAMを内蔵する.8チャネルの10ビットA-Dコンバータ,UART, SPI コントローラ, I2Cバス・インターフェース,最大42個のGPIOを備える.LPC1342とLPC1343については,USB 2.0ターゲット・コントローラを内蔵する.また,電力管理ユニットを搭載し,低消費電力モードとしてスリープ・モードやディープ・スリープ・モード,ディープ・パワー・ダウン・モードに対応する.さらに,チップ上のブートローダ・ソフトウェアにより,ISP(In-system Programming)およびIAP(In-application Programming)も実行可能.このほか,マスストレージ・クラスやHDクラスのドライバも内蔵する.
消費電力は1MHz当たり約200μA,電源電圧は3.3V.同社のLPC1100シリーズ(Cortex-M0搭載)とピン互換性を持つ.2009年9月より量産出荷を開始する予定.
製品名
フラッシュROM容量
総SRAM容量
USB機能
LPC1311
8Kバイト
2Kバイト
なし
LPC1313
32Kバイト
8Kバイト
なし
LPC1342
16Kバイト
4Kバイト
ターゲット
LPC1343
32Kバイト
8Kバイト
ターゲット
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