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新日本無線,ノイズが-114dBVでひずみが0.0009%と低いステレオ・オーディオ信号用セレクタICを発売
ニュース 2009年2月16日
新日本無線は,ノイズが-114dBV(標準値)でひずみ(THD:Total Harmonic Distortion)が0.0009%と低いステレオ・オーディオ信号用セレクタIC「NJM2752」,「NJM2753」,「NJM2755」を発売した.NJM2752のステレオ信号の入力数は2,NJM2753は3,NJM2755は4と異なる.ステレオ信号の出力数はすべて1である.従来,このような低ノイズで低ひずみのステレオ信号を扱えるオーディオ用セレクタは少なかったという.複数の音声入力に対応する必要があるテレビやカー・オーディオ機器,DVDプレーヤなどに利用できる.
本セレクタICは出力にバッファ・アンプを内蔵しており,スピーカ・アンプの前段に使用するOPアンプを外付けする必要はない.動作電源電圧は4.7~10V.3品種ともピン互換性がある.NJM2752とNJM2753のパッケージは14ピンSSOP(Shrink Small Out-line Package),NJM2755は16ピンSSOP.外形寸法は5.0mm×6.4mm×1.26mm.NJM2752については,外形寸法が2.9mm×4.0mm×1.0mmと小さい10ピンのパッケージも用意する.
[写真1] NJM2752,NJM2753,NJM2755の外観
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