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ルネサス テクノロジ，M2M（Machine-to-Machine）無線通信用セキュア・マイコンを発売
ニュース 2008年10月4日
ルネサス テクノロジは，複数の機器の間で自動的に情報をやりとりするM2M(Machine-to-Machine)無線通信用16ビット・マイコン「AE470G」のサンプル出荷を開始した．乱数生成器やDES暗号対応コプロセッサ，インターバル・タイマなどの周辺機能を搭載する．自動販売機やPOS端末，監視カメラ，ビル・システムなどに利用できる．
16ビットCPUコアである「AE-4」を搭載する．動作周波数は最大10MHz（3V動作時）．データ格納用として144KバイトのEEPROMを持つ．ページ当たりの書き換え時間は2.4ms，消去時間は1.3ms，上書き時間は1.1ms．データの書き換え可能回数は50万回で，書き換えたデータを10年間保持できる．さらに，200KバイトのマスクROMも持つ．汎用OSやアプリケーション・プログラムなどを格納できる．インターフェースとして，一つのI/OポートとISO/IEC7816-3準拠の半二重UARTを持つ．
パッケージは8ピンSMD（Surface Mount Device），サイズは5.0mm×6.0mm×0.65mm．開発ツールとして，エミュレータ「E6000」を用意する．
[写真1] AE470Gの外観
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