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キャッツ,ソフトウェア・プロダクト・ライン開発で使うフィーチャ図エディタを発売
ニュース 2008年9月30日
キャッツは,ソフトウェア・プロダクト・ライン開発手法の分析工程で使われる「フィーチャ図」を記述するためのエディタ「ZIPC Feature」を発売した.ソフトウェア・プロダクト・ライン開発手法とは,特定の市場領域に展開するソフトウェア製品群を「コア資産」と呼ぶソフトウェア資産の集まりと捉え,コア資産を組み合わせて製品を実現するという開発手法である.製品モデル間の共通性や相違性を分析し,コア資産を抽出するために,フィーチャ・モデリングという手法を用いることが多い.この際に描くのが「フィーチャ図」である.
フィーチャ図は,製品の特徴や属性を「フィーチャ」として抽出し,フィーチャ間の関係をツリー状に描いて表現する.その際に,必ず使用するフィーチャや,選択的に使用するフィーチャ,択一的に使用するフィーチャなどの違いを描き込む.本エディタはこれらの表記に対応している.
本エディタでは,特定のフィーチャの組み合わせを「プロダクト・モデル」として作成できる.また,フィーチャ・モデル間の違いやプロダクト・モデル間の違いを画面上で比較して見ることができる.
本エディタはEclipseのプラグインである.動作に必要なJava Runtime Environment(JRE)のバージョンは1.4以上.Windows XP/Vistaでの動作を確認済みだという.
[図1] ZIPC Featureの画面例
[図2] プロダクト・モデル間の差分を確認できる
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