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ST Microelectronics,車載用の32ビット・マイコンを発売
ニュース 2008年6月27日
ST Microelectronics社は,車載用の32ビット・マイコン「SPC563M」,「SPC560B」,「SPC560P」,「SPC560S」の4グループを発売する.32ビットPowerアーキテクチャに準拠するe200コアを搭載する.パワー・トレイン制御やボディ制御,セーフティ制御,ダッシュ・ボード制御などに利用できる.
「SPC563M」は,最大1.5MビットのフラッシュROMとDSPブロックを内蔵する.トランスミッション・システムや4気筒ガソリン・エンジンの制御に適している.
「SPC560B」は,最大2MビットのフラッシュROMを内蔵する.A-Dコンバータやランプ・ドライバなどのモジュールを持つ.ボディ周辺機器の制御などに利用できる.
「SPC560P」は,512KバイトのフラッシュROMを内蔵する.DMA(Direct Memory Access)コントローラやCRC(Cyclic Redundancy Check)回路,デュアルチャネルのFlexRayコントローラを備える.
「SPC560S」は,四つのディスプレイ制御部とグラフィックス・メモリを搭載する.TFT(Thin Film Transistor)液晶ディスプレイを制御するアプリケーションに利用できる.
既にサンプル出荷を開始している.量産出荷は2009年3月~4月gごろを予定している.
[写真1] 「SPC563M」,「SPC560B」,「SPC560P」,「SPC560S」の利用例
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