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ルネサス テクノロジ，LCDドライバとフラッシュROMを内蔵した16ビット・マイコンを発売
ニュース 2008年5月30日
ルネサス テクノロジは，LCD（液晶ディスプレイ）ドライバとフラッシュROMを内蔵した16ビット・マイコン「R8C/Lxシリーズ」を発売する．ピン数や対応するLCDの解像度などが異なる32品種を用意する．液晶パネルを備える産業用機器や民生用機器，家電製品のサブマイコンとして利用できる．
内蔵するフラッシュROMの容量は48Kバイト～128Kバイト，動作電圧は1.8V．LCDドライバは，指定画素点滅制御機能を搭載する．点滅制御をプログラムで行う必要はなく，消費電力を抑えることができるという．また，データ格納用のフラッシュROMを合計4Kバイト備える．発振回路を内蔵しており，周波数誤差は±1％，発振周波数は40MHzと36.864MHz，32MHzの3種類．さらに，I2Cバス・インターフェースと同期シリアル通信インターフェースを備える．
開発環境として，1ピンで接続可能なICE（In-circuit Emulator）「E8aエミュレータ」を用意する．
2008年7月より順次サンプル出荷を開始する．
[写真1] R8C/Lxシリーズの外観（左側は100ピンQFP，右側は80ピンQFP）
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