コンテック，PCI Express対応の非絶縁型ディジタル入力/出力ボードを発売

　コンテックは，PCI Express対応の非絶縁型ディジタル入力ボード3機種，同出力ボード3機種を発売する．すなわち，入力点数が32の入力ボード「DI-32-PE」，入力64点の入力ボード「DI-64T-PE」，入力128点の入力ボード「DI-128T-PE」と，出力点数が32の出力ボード「DO-32T-PE」，出力64点の出力ボード「DO-64T-PE」，出力128点の出力ボード「DO-128T-PE」である．入出力インターフェース仕様やコネクタ形状，信号配置について，同社のPCIバス対応の入力/出力ボードと互換性がある．応答時間はいずれも200ns．

　DI-32-PEとDI-64T-PEは32点の，DI-128T-PEは16点の入力信号を割り込み要求信号として使用できる．また，ビット単位に割り込みの禁止/許可を指定したり，割り込みを発生させる入力信号のエッジを選択したりできる．すべての入力には，ノイズやチャタリングによる入力信号の誤認識を防止できるディジタル・フィルタを備えている．

　出力ボードの出力定格は，1点当たり最大30VDC，40mA．

　WindowsとLinuxに対応したドライバ・ライブラリが付属する．本ボードは鉛フリー（JEITA Phase 2以上），および欧州の環境規格であるRoHS指令に対応する．

　2008年6月23日から出荷を開始する．

[写真1] DI-32T-PE（左上），DI-64T-PE（左下），DI-128T-PE（右）の外観