[ keyword: CPU ]
東芝,センサから取り込んだ信号の補正やタイミング調整を行うマイコンを発売
ニュース 2008年5月1日
東芝は,加速度センサや温度センサから取り込んだ信号の補正やタイミングの調整を行うマイコンを発売する.ソフトウェア制御が可能な内蔵のアナログ回路で信号処理を行う.用途は,センサを搭載した携帯電話や家電機器などを想定する.
ブリッジ抵抗タイプのセンサから,検知信号を直接取り込める.オフセット補正や平均化処理,検知信号の調整・補正が可能.また,検知信号の値による動作制御,検知タイミングの設定,出力形式の設定が行える.
オンチップ・デバッガ,パワーONリセット,シリアル通信(I2Cなど),16ビット・タイマといった機能を備える.また,10ビットA-Dコンバータ,OPアンプ,オフセット制御回路,3チャネルのシーケンシャル制御回路を備える.電源電圧は2.2V~3.6V,最大動作周波数は4MHz~5MHzまたは400kHz.16Kバイトのフラッシュ・メモリと256バイトのRAMを内蔵する.外形寸法が5.3mm×5.3mm×0.65mmの44ピンVQON(very small quad outline non-leaded)または3.5mm×3.5mm×0.9mmのWLCSP(wafer level chip size package)に封止する.
2008年末よりサンプル出荷を開始する予定.
[写真1] センサ信号処理用マイコンの外観
■価格 |
■連絡先 |