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Honeywell,歩行者の位置情報を取得する自律航法センサ・モジュールを発売
ニュース 2008年4月30日
米国Honeywell International社は,歩行者の測定開始地点からの移動距離や方位,高度といった位置情報を取得する自律航法センサ・モジュール「DRM4000」を発売する.3軸磁気センサや3軸加速度センサ,ジャイロ・センサを搭載する.例えば,歩行者が歩いているのか走っているのか,同じ場所で足踏みしているのかを判断できる.用途は消防や警察などの人員追跡,リアルタイム位置ナビゲーション,携帯電話,無線LAN端末を想定している.
良好なGPSデータが得られている間は外部のGPS機器からの位置情報を利用し,本センサ・モジュールは位置情報の補正のみを行う.GPSデータが得られなくなると,本モジュールが位置情報を求める.
ジャイロ・コンパスは,一時的な磁気の乱れと加速度を補正するために搭載している.位置の誤差は約1.5m.また,建物の階層を区別する気圧高度計を内蔵する.消費電力は約500mW,供給電源電圧は2.8~5.5V.動作温度範囲は-40℃~+85℃.外形寸法は50.8mm×50.8mm×12.7mm.
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