東京エレクトロン デバイス，Virtex-5 LXを搭載した開発・評価用FPGAボードを発売

　東京エレクトロン デバイスは，米国Xilinx社のVirtex-5 LX（XC5VLX330-2FFG1760）を搭載した開発・評価用FPGAボード「TB-5V-LX330-EX」を発売した．DDR/DDR2 SDRAMやDVI（digital visual interface），USBターゲット，Ethernet（10/100/1000BASE-T）などのインターフェースを備える．DVIは，UXGA（1600ピクセル×1200ピクセル）の解像度に対応する．

　汎用の50ピン・ヘッダを2系統備える．また，二つのコンフィグレーション・データを切り替えてFPGAにダウンロードできる．クロック周波数はDC～500MHz（可変）．ボードの外形寸法は230mm×350mm．

　拡張コネクタ用ケーブルやクロック・モジュール，ACアダプタ，書き込みケーブル，DDR2 SDRAM DFI（DDR PHY Interface）やDVIフレーム・バッファのリファレンス・デザインが付属する．リファレンス・デザインの記述言語はVerilog HDL．

　また，本ボードと組み合わせて利用できる，さまざまなインターフェース（DDR3 SDRAMやPCI Express，ストレージ，映像入出力など）に対応したサブボードを順次発売していく予定．

[写真1] TB-5V-LX330-EXの外観