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Sparx Systems,UMLの状態遷移図からC/C++やJava,ハードウェア記述言語などのソース・コードを自動生成するツールを発売
ニュース 2008年3月18日
オーストラリアのSparx Systems社は,UML(unified modeling language)の状態遷移図や状態遷移表からC/C++やC#,Java,Visual Basic.NET,Ada,SystemC,VHDL,Verilog HDLのソース・コードを自動生成するツール「MDG Technology for RealTime UML」を発売した.同社のUMLモデリング・ツールである「Enterprise Architect」のオプションとして提供する.
本ツールは,SystemCやVHDL,Verilog HDLといったLSI設計用言語について,ソース・コードの構造を解析してUMLのクラス図を生成したり,UMLのクラス図から対応するソース・コードを生成する機能も備える.
同社は,Enterprise Architectの新版(バージョン7.1)も合わせて発売する.本バージョンでは,シーケンス図の自動生成機能や不正遷移の検知機能を新たに追加した.アプリケーション・ソフトウェアを実行し,動作ログからシーケンス図を生成する.生成したシーケンス図と状態遷移図の情報を突き合わせ,不正な状態遷移が存在しないかどうかをチェックする.
また,状態遷移図から生成した状態遷移表の中に異常系の状態であることを明示したり,状態遷移表をCSVファイルとして出力する機能も備える.さらに,UMLの図を描く際に,文字の書体や色,文章の向きを変更する機能も用意した.
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