[ keyword: 開発環境 ]

Sparx Systems,UMLの状態遷移図からC/C++やJava,ハードウェア記述言語などのソース・コードを自動生成するツールを発売

 オーストラリアのSparx Systems社は,UML(unified modeling language)の状態遷移図や状態遷移表からC/C++やC#,Java,Visual Basic.NET,Ada,SystemC,VHDL,Verilog HDLのソース・コードを自動生成するツール「MDG Technology for RealTime UML」を発売した.同社のUMLモデリング・ツールである「Enterprise Architect」のオプションとして提供する.

 本ツールは,SystemCやVHDL,Verilog HDLといったLSI設計用言語について,ソース・コードの構造を解析してUMLのクラス図を生成したり,UMLのクラス図から対応するソース・コードを生成する機能も備える.

 同社は,Enterprise Architectの新版(バージョン7.1)も合わせて発売する.本バージョンでは,シーケンス図の自動生成機能や不正遷移の検知機能を新たに追加した.アプリケーション・ソフトウェアを実行し,動作ログからシーケンス図を生成する.生成したシーケンス図と状態遷移図の情報を突き合わせ,不正な状態遷移が存在しないかどうかをチェックする.

 また,状態遷移図から生成した状態遷移表の中に異常系の状態であることを明示したり,状態遷移表をCSVファイルとして出力する機能も備える.さらに,UMLの図を描く際に,文字の書体や色,文章の向きを変更する機能も用意した.


[図1] MDG Technology for RealTime UMLの画面例(SystemCから抽出したクラス図を表示)


[図2] Enterprise Architect 7.1の画面例(文字の書体や色,向きを変更)

■価格
26,250円(MDG Technology for RealTime UML,ダウンロード版)
17,325円~44,100円(Enterprise Architect 7.1,ダウンロード版)

■連絡先
スパークスシステムズ ジャパン株式会社
E-mail: support@sparxsystems.jp
URL: http://www.sparxsystems.co.jp/

組み込みキャッチアップ

お知らせ 一覧を見る

電子書籍の最新刊! FPGAマガジン No.12『ARMコアFPGA×Linux初体験』好評発売中

FPGAマガジン No.11『性能UP! アルゴリズム×手仕上げHDL』好評発売中! PDF版もあります

PICK UP用語

EV(電気自動車)

関連記事

EnOcean

関連記事

Android

関連記事

ニュース 一覧を見る
Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

2年ぶりのブログ更新w

2016年10月 9日

Hamana Project

Hamana-8最終打ち上げ報告(その2)

2012年6月26日