[ keyword: ボード ]
Adaptec,最大データ転送速度が1Gバイト/sで,SATAとSASに対応したRAIDコントローラ・ボードを発売
ニュース 2008年3月11日
米国Adaptec社は,最大データ転送速度が1Gバイト/sで,SATA(Serial ATA)とSAS(Serial Attached SCSI)に対応したRAID(redundant arrays of independent disks)コントローラ・ボード「RAID 5シリーズ」を発売した.内部ポートや外部ポートの数が異なる7機種を用意する.従来製品であるRAID 3シリーズのドライバ・ソフトウェアやアプリケーション・ソフトウェアをそのまま利用できる.各種サーバや監視カメラ・システム,医療機器などへの搭載を想定している.
「5405」は内部に4ポート,「5445」は内部に4ポートと外部に4ポート,「5805」は内部に8ポート,「5085」は外部に8ポート,「51245」は内部に12ポートと外部に4ポート,「51645」は内部に16ポートと外部に4ポート,「52445」は内部に24ポートと外部に4ポートをそれぞれ備える.最大256台のディスク・ドライブを接続でき,容量は最大200Tバイトまで拡張可能.本ボードは,SASコントローラを内蔵した米国Intel社のストレージ用プロセッサ「IOP348 I/O」を搭載する.5405以外は512Mバイトの,5405は256Mバイトのキャッシュ・メモリを備える.
Windows XPやWindows Server 2003/2008,Windows Vistaのほか,LinuxなどのOSに対応する.また,仮想化ソフトウェア「VMWare」を利用した実行環境にも対応する.外部バス・インターフェースはPCI Express(8レーン).RAIDレベルは0/1/1E/5/5EE/6/10/50/60/JBOD.同社では以前から,SASで使用していたアーキテクチャを改良して,SATAに対応できるようにした.こうしたアーキテクチャを同社では「Unified Serial」と呼んでいる.
■価格 |
■連絡先 |