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エプソン,ドット・マトリックス方式の白黒液晶ディスプレイ向けドライバ回路を内蔵した16ビット・マイコンを発売
ニュース 2008年3月4日
セイコーエプソンは,ドット・マトリックス方式の白黒液晶ディスプレイ向けドライバ回路を内蔵した16ビット・マイコン「S1C17702」を発売する.別途,液晶ディスプレイ用の電源を用意する必要はない.用途は,リモコンやスポーツ・ウォッチ,健康機器,携帯ゲーム機などを想定している.
CPUコアとして,独自開発の16ビットRISCコア「S1C17」を搭載する.駆動できる液晶ディスプレイの解像度は72ドット×32ドットまたは88ドット×16ドット.待機時の消費電流は1μAと小さい.
電源電圧は1.8V~3.6V,動作周波数は32.768kHz.128Kバイトのフラッシュ・メモリと8KバイトのRAMを内蔵する.SPI(マスタ/スレーブ)ポートを1チャネル,I2C(マスタ)ポートを1チャネル,UARTポートを2チャネル,リモート・コントローラ・ポートを1チャネル備える.さらに,8ビット・タイマを1チャネル,16ビット・タイマを3チャネル,PWM&キャプチャ・タイマを2チャネル,計時タイマを1チャネル,ストップ・ウォッチ・タイマを1チャネル,ウォッチドッグ・タイマを1チャネル備える.
2008年3月中にサンプル出荷を開始する.量産出荷は同年6月から.
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