フリースケール，Windows SideShowガジェット・アプリケーション・プログラム開発コンテストを開催

　フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは，Windows SideShowガジェット・アプリケーション・プログラム開発コンテストを開催し，2007年12月4日に表彰式を行った．同社では，2007年8月1日～10月31日の3カ月間，応募作品を募集した．

　Windows SideShowは，Windows Vistaで採用されたパソコンの外部小型ディスプレイ端末．ハードウェアである「SideShowデバイス」とソフトウェアである「SideShowガジェット」から構成される．パソコン本体とはUSBやEthernet，ZigBee，無線LAN，Bluetoothなどで接続し，画像や文字の表示，およびスイッチ入力などが行える．同社は，i.MXプロセッサを搭載したSideShow開発キット「MXSDVK」を出荷している．今回のコンテストでは，この開発キットの上で動作するSideShowガジェット・プログラムを募集した．

　最優秀賞は，越智佳景氏の「さいたん（最短）」が選ばれた．これはSideShowデバイスを利用した単語検索ソフトウェアで，Web上で公開されている辞書サービスを利用して単語検索が行える．また，SideShowデバイスを携帯して単語学習なども行える．

[写真1] フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン 代表取締役社長の高橋恒雄氏（左）と最優秀賞受賞者の越智佳景氏（右）

[写真2] SideShowデバイス