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パーソナルメディア,VMwareを使って実機なしで開発できるT-Kernel用開発ツールを発売
ニュース 2007年11月30日
パーソナルメディアは,実機なしで開発できるT-Kernel用開発ツール「T-Kernel/x86開発キット」を発売した.米国VMware社の仮想化ソフトウェア「VMware」が稼動するパソコン上でパーソナルメディアのOS「PMC T-Kernel/x86」を動作させることで,本環境を実現した.本ツールには,T-Kernel OSのほか,グラフィックス・ライブラリやTCP/IPプロトコル・スタックなどのミドルウェア,LANやUSB,ハード・ディスク,LCDなどのドライバ・ソフトウェア,アプリケーションを開発する開発環境が含まれている.
本ツールは,実機がまだ出来上がっていない状態で開発を進める場合や,大規模な組み込みソフトウェア開発で実機を配布するのが困難な場合などに有効.ただし,ライセンスはパソコン1台ごとに1ライセンス用意する必要がある.
VMware Player 1.0.xもしくは2.0.x(無償)と組み合わせて使用する.アプリケーションの開発環境にはGNU C/C++コンパイラやGDB,標準Cライブラリ,T-Kernel関連ライブラリが付属する.また,GUI環境のEclipse for PMC T-Kernelが用意されており,同社のWebサイトから無償でダウンロードできる.
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