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ローム,IEEE 802.1X認証機能を内蔵するIEEE 802.11a/b/gベースバンド/MAC処理LSIを発売
ニュース 2007年8月30日
ロームは,IEEE 802.11a/b/gに準拠するベースバンド/MAC(media access control)処理LSIを発売する.アクセス・ポイント機器に利用できるように,IEEE 802.1X認証機能を内蔵する.ホストCPUとのインターフェース用にSDIO(Secure Digital Input/Output)コントローラを備える「BU1802GU」と,SPI(serial peripheral interface)コントローラを備える「BU1803GU」の2品種を用意する.
本LSIは,32ビットCPUコア(ARM7TDMI),RAM,ROM,A-Dコンバータ,D-Aコンバータ,MAC処理回路,割り込みコントローラ,IEEE 802.11i準拠の暗号処理回路などで構成される.電源電圧は,コア電圧が1.5V,I/O電圧およびアナログ電圧が3.3Vである.動作温度範囲は-10℃~+75℃.8mm×8mm×1.2mmの195ピンVBGAパッケージに封止する.
Windows Mobile 5.0やLinux,μITRONなどのOSに対応したデバイス・ドライバを用意する.例えば,BU1802GUを搭載したボードを,SDIOインターフェースを介して上記OSが動作する携帯機器に接続することにより,携帯機器に無線LAN機能を付加できる.
本LSIを搭載した無線LANモジュールも発売する.このモジュールは,本LSI,RF送受信IC,EEPROM,電圧レギュレータ,発振器,アンテナ接続用コネクタを実装したプリント基板,外付けアンテナなどで構成される.
[写真1] BU1802GUおよびBU1803GUの外観
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