[ keyword: LSI ]
International Rectifier,従来品より実装面積を約45%削減できるマルチフェーズ電源向けチップセットを発売
ニュース 2007年7月25日
米国International Rectifier社は,マルチフェーズ電源向けチップセットのサンプル出荷を開始した.制御IC「IR3500」とフェーズIC「IR3505」の2チップで構成される.同社の従来品と比べて,5相構成時の実装面積を約45%削減できるという.米国Intel社や米国AMD(Advanced Micro Device)社のマイクロプロセッサなどの電源として使用できる.
マルチフェーズ電源とは,複数の電源モジュールを並列に動作させ,その出力位相をずらし,加算してから電力を供給する方式である.本チップセットは,同社独自のマルチフェーズ電源アーキテクチャであるXPhaseを採用している.
IR3500のパッケージは5mm×5mmの32ピンMLPQ,IR3505は3mm×3mmの16ピンMLPQ.両LSIとも,欧州のRoHS指令に準拠する.
[写真1] IR3500とIR3505の外観
■価格 |
■連絡先 |