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三洋半導体,1.08mm×1.08mm×0.6mmの照度センサを発売
ニュース 2007年7月18日
三洋半導体は,外形寸法が1.08mm×1.08mm×0.6mmと小さい照度センサ「LA0150CS」と「LV0101CS」を発売した.
LA0150CSは赤外線カット・フィルタを内蔵する.携帯電話やデジタル・カメラ,ディジタル・ビデオ・カメラ,パソコンなどの用途を想定している.一方,LV0101CSは,赤外線カット・フィルタに加えて緑のカラー・フィルタも内蔵している.ワンセグのディジタル・テレビ放送受信機を搭載する携帯電話やパソコン,液晶テレビなどに利用できる.
これらの照度センサは赤外線カット・フィルタや緑のカラー・フィルタを内蔵しているため,人間の視感度に近い分光感度特性を実現しているという.また,蛍光灯や白熱灯などの光源の違いによる感度差も少ない.分光感度が最も高くなるのは,波長が550nm(緑~黄)の場合である.出力は,リニア電流出力,対数電流出力,16ビットA-D変換出力に対応している.100ルクス(lx)時の光電流は20μA,1000ルクス時は30μA.動作電圧は2.2V~5.5V,動作温度範囲は-40℃~+85℃.暗電流は最大100nA.
LA0150CSは2007年7月から,LV0101CSは2007年8月からサンプル出荷を開始する.
[写真1] LA0150CSとLV0101CSの外観
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