Sun Microsystems，Intel XeonやAMD Opteron，UltraSPARC T1を搭載したブレード型サーバを発売

　米国Sun Microsystems社は，米国Intel社のXeonプロセッサや米国AMD（Advanced Micro Devices）社のOpteronプロセッサ，Sun社のUltraSPARC T1プロセッサを搭載したブレード型サーバ・モジュール「Sun Blade X6250」，「同X6220」，「同T6300」を発売した．外形寸法は約32.7cm×49.7cm×4.4cm．Webアプリケーションや分散型データベース，HPC（high performance computing）などの用途に利用できる．

　Sun Blade X6250は，クアッド・コアまたはデュアルコアのXeonプロセッサ（5000系）を1個または2個搭載する．メイン・メモリの容量は標準2G/8G/32Gバイト，最大64Gバイト．同X6220は，デュアルコアのOpteronプロセッサ（2000シリーズ）を2個搭載する．メイン・メモリの容量は標準4G/8G/16Gバイト，最大64Gバイト．同T6300は，6コアまたは8コアのUltraSPARC T1プロセッサ（1.0GHz/1.2GHz/1.46GHz動作）を搭載する．メイン・メモリは標準4G/8G/16G/32Gバイト，最大32Gバイト．

　いずれも，2.5インチのSAS/SATAハード・ディスク装置を最大4個組み込める．また，10/100/1000BASE-TのEthernetポートを2個備える．

　サーバ・モジュールといっしょに，これらのモジュールを収納するシャーシ「Sun Blade 6000」も発売する．高さは10U．例えば，本シャーシに10台のサーバ・モジュールと2台の電源モジュール，8台の冷却ファン・モジュールを組み込める．

　OSについては，Sun Blade X6250とSun Blade X6220がLinux，Windows Server，Solaris 10，VMware ESX Serverに対応する．Sun Blade T6300はSolaris 10のみに対応する．

[写真1] Sun Blade 6000の外観

[写真2] Sun Blade T6300，Sun Blade X6220，Sun Blade X6250の外観