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エプソントヨコム，タイと中国に水晶振動子などを生産する工場を建設
ニュース 2007年5月10日
エプソントヨコムは，タイと中国に，携帯電話やデジタル・カメラなどに使用される数MHz～数百MHz帯域の水晶振動子，および発振器を製造する工場を建設する．現在，タイはチェチェンサオ県で，中国は江蘇省 無錫市で同社の工場が稼動しているが，これらの工場を拡張・増設する．今回，建設する工場で生産するのは，主に外形寸法が2.5mm×2.0mm，2.0mm×1.6mmの部品である．
水晶振動子および発振器の小型品（3.2mm×2.5mm以下）の市場について，2006年度の出荷数量が約14億個であったのに対して，2009年度には約34億個に伸びると同社ではみている．同社の水晶振動子や発振器の事業は好調で，2009年度に約1/3のシェアを獲得することを目指している．
タイの新工場は2007年12月より，中国は2008年5月より稼動を開始する．なお，同社はマレーシアにも工場を持っている．
[写真1] エプソントヨコム 代表取締役専務の宮澤要氏
[写真2] タイの工場イメージ
[写真3] 中国の工場イメージ
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