[ keyword: 電子部品 ]
三菱電機,消費電力を従来より15%抑え,実装面積を30%削減したサーボ・モータ向けパワー・モジュールを発売
ニュース 2007年5月8日
三菱電機は,消費電力を従来より15%抑え,実装面積を30%削減したサーボ・モータ向けパワー・モジュール「IPM(Intelligent Power Module) L1シリーズ Sタイプ」を発売した.出力定格などが異なる2品種を用意する.同社のCSTBTと呼ばれるIGBT(insulated gate bipolar transistor)を用いることで,消費電力と実装面積を抑えることができたという.
「PM50RL1C060」は50Aまで出力でき,コレクタ・エミッタ間電圧は最大600V.「PM25RL1C120」は25Aまで出力でき,コレクタ・エミッタ間電圧は最大1200V.両モジュールとも3.7kWのサーボ・モータのインバータ出力段に使える.制御回路の消費電流は5mA.
今後15kWのサーボ・モータに対応するAタイプ/Bタイプや30kWのサーボ・モータに対応するCタイプも発売する予定.
[写真1] IPM L1シリーズ Sタイプの外観
■価格 |
■連絡先 |