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TDK,アモルファス・シリコンを利用したアンプ付き可視光センサを発売
ニュース 2007年5月2日
TDKは,アンプ付きの可視光センサ「BCS1210A1L」と「BCS1210A1H」を発売した.本センサは,単結晶シリコンではなくアモルファス・シリコンによって実現した.単結晶シリコンの光センサと比べて,温度による特性の変動が少ない.例えば,携帯電話やワンセグ・テレビ放送受信機などの携帯型機器において,ディスプレイの明るさの自動調節に必要な光量測定(測光)に利用できる.
感度範囲が人間の視覚の感度範囲に近く,補正フィルタがなくても誤差の少ない測光が可能.外形寸法は1.2mm×1.0mm×0.6mm.
BCS1210A1Lの感度波長範囲は350nm~750nm(基準感度波長は580±20nm),出力電流は3μA,暗電流は4nA.BCS1210A1Hの感度波長範囲は350nm~750nm(基準感度波長は580±20nm),出力電流は24μA,暗電流は30nA.
[写真1] BCS1210A1L,BCS1210A1Hの外観
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