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セイコーインスツルと東京農工大，直径0.95mmの超音波モータを開発
ニュース 2007年5月2日
セイコーインスツルと東京農工大学は共同で，直径0.95mmの円筒型の超音波モータを開発した．コイルや磁石を使う従来の方式では小型化の方策に限界がある．そこで，超音波駆動方式を採用した．モータの外部に超音波発信源を置き，超音波で駆動する．振動を直接モータに伝えて回転させる構造となっているため，液中で回転させることも可能．ロータはシリンダ状になっている．
回転数は2000～4000rpm，トルクは0.2μN・m以下．外形寸法は0.95mm×3.6mm（ロータ軸を除く）．用途は，体内に入れて動作させる微細な医療装置などを想定している．
[写真1] モータの外観
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