PBJ，Core Duoプロセッサを搭載するタブレット型パソコンを発売

　PBJは，Intel社のCore Duoプロセッサを搭載するタブレット型パソコン「Slate DT（DT1D45）」を発売する．本パソコンにはキーボードが付属せず，ペン入力のディジタイザと指入力のタッチパネル，ユーザが所望の機能を割り当てられるボタン・スイッチを備えている．

　CPUとして，1.83GHz動作のCore Duo LV L2500を，メイン・メモリとして，標準1Gバイト，最大4GバイトのDDR2-SODIMM（small out-line dual in-line memory module）を搭載する．また，グラフィックスLSIは，945GMを内蔵するIntel社のGMA950を内蔵する．

　このほか，SATA（Serial ATA）インターフェースを備える80Gバイトの2.5インチ型ハード・ディスク装置，12.1インチのTFT液晶ディスプレイ，指紋認証リーダ，ステレオ・マイク/スピーカ，無線LAN（IEEE 802.11a/b/g）通信機能，Bluetooth（2.0＋EDR）通信機能などを内蔵している．インターフェースとして，USB 2.0ポート，IEE1394aポート，ギガビットEthernet（10/100/1000BASE-T）ポート，PCカード・スロット（Type II），RGB出力端子，eSATA（External Serial ATA；外付け機器向けのSerial ATA規格）端子，ヘッドホン・ジャック，マイク・ジャック，モデム・ポートを備える．

　バッテリは電池容量が3,800mAhのLiイオン2次電池で，駆動時間は約3時間．外形寸法は300mm×240mm×25mm，重量は約1.49kg．OSは，Windows Vista Business，Windows XP Tablet PC Edition 2005，Windows XP Professionalに対応する．ACアダプタや専用スタンド，リカバリDVD，サポートCDなどが付属する．

　2007年6月上旬に出荷を開始する．

[写真1] Slate DT（DT1D45）の外観