activePDF，PDFファイルをサーバ上で動的に生成するツールの処理性能を30～40倍に高速化

　米国activePDF社は，PDF形式のファイルをサーバ上で動的に生成するツール「activePDF Server 3.8」の国内出荷を開始した．HTMLを含む280種類以上のファイル・フォーマットに対応する．従来のバージョンと比べて，PDF形式への変換速度を30～40倍に高速化した．例えば，Webショッピングなどでデータベースから受注データを呼び出し，PDFファイルの領収書をリアルタイムに顧客に発行するような用途に利用できる．

　本ツールは，Visual BasicやActive Server Pageのプログラムから呼び出すことができる．OSはWindows NT 4.0（SP5），Windows 2000，Windows Server 2003に対応する．動作周波数が400MHz以上のPentiumプロセッサと128Mバイトのメイン・メモリを搭載したサーバの上で稼働する．ハード・ディスク容量は，アプリケーション用に15Mバイト，スプール用に100Mバイトが必要．

　このほか，ドラッグ&ドロップによって各種ファイルをPDF形式に変換するソフトウェア「activePDF DocConverter 3.8」と，指定されたURLのWebページ（HTML，CGI，ASP，JSP）をPDF形式に変換するツール「activePDF WebGrabber」の出荷も開始した．