タートル工業，USB接続のデータ収集用入力インターフェース・モジュールを発売

　タートル工業は，USBインターフェースによってパソコンと接続するデータ収集用入力インターフェース・モジュール「TUSB-S01VMA0025」,「TUSB-S01VMD0025」を発売した．TUSB-S01VMA0025は交流電圧測定用，TUSB-S01VMD0025は直流電圧測定用である．電源はパソコンからUSBケーブル経由で供給する．入力数は1チャネル，測定分解能は0.05mV，測定誤差は±0.5％．

　交流用のTUSB-S01VMA0025の最大入力電圧は2.5Vrms（実効値），入力周波数範囲は20Hz～160kHz±3dBである．また，直流用のTUSB-S01VMD0025の最大入力電圧は±2.5V，入力周波数範囲はDC～1kHz±3dBである．

　最大定格電圧は±20V（交流電圧の場合はピーク値），入力抵抗は1MΩ（オーム），入力絶縁耐圧はAC1kV（1分間）．消費電流は約100mA．USBインターフェースはUSB 1.1とUSB 2.0フルスピード・モードの規格に対応する．最大4台まで接続して使用できる．動作温度範囲は5℃～45℃．外形寸法は47mm×21.5mm×106mm，重量は約150g．

　Windows 98/2000/Me/XPが稼働するパソコンに接続して使用する．デバイス・ドライバやサンプル・コード，データ収集用ソフトウェア，USBケーブルなどが付属する．

[写真1] TUSB-S01VMA0025，TUSB-S01VMD0025の外観