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Freescale,3.0mm×5.0mm×1.0mmのMEMS加速度センサ・モジュールを発売
ニュース 2007年3月28日
米国Freescale Semiconductor社は,3軸のMEMS(micro electro mechanical systems)技術で製造する加速度センサと,センサの情報を電圧として出力するための制御ICを1パッケージに封止したマルチチップ・モジュール「MMA73x0Lシリーズ」を発売した.モジュールの外形寸法は3.0mm×5.0mm×1.0mmと小さい.感度が1.5gまたは6gの「MMA7360L」,3gまたは12gの「MMA7340L」,4gまたは16gの「MMA7330L」の3品種を用意する.1品種当たり2種類の感度を選択できる.
加速度センサの方式は静電容量型.制御用ICは,C-V変換や信号増幅,温度補正などを行う.また,自由落下(0g)検出出力端子や自己テスト機能を持つ.MMA7360Lの1.5gモード,3.3V動作時の感度は800mV/g.
耐衝撃性は5,000g,直線性は±1%FSOである.応答周波数帯域はX軸とY軸が400Hz,Z軸が300Hz.また,本モジュールの動作時の消費電流は最大600μA,待機時は最大10μAである.動作電圧は,2.2V~3.3V.動作温度範囲は-20~85℃.パッケージは14ピンLGA(land grid array).
本マルチチップ・モジュールの量産出荷は,2007年第2四半期から開始する予定.
[図1] MMA73x0Lシリーズの内部構造とピン配置
[写真1] MMA73x0Lシリーズの外観
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