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ひさき設計,機構系の干渉や動作遅れなどの不具合を開発初期に確認できるテスト・システムを発売
ニュース 2007年2月22日
ひさき設計は,機構系の干渉や動作遅れなどの不具合を開発初期に確認できるテスト・システム「HPM (Hi-usability-capable Programming Mechanism) Controller」を発売した.本システムは,開発対象となるシステムの機構系を動作させる制御用ハードウェアと,この上で動作するテスト・プログラムをパソコン上で作成するソフトウェアからなる.DVDプレーヤや音楽プレーヤの開発初期の仕様評価などに利用できる.
テスト・プログラムの作成は,日本語表記のコマンド選択によって行う.Cプログラミングなどの知識は不要である.例えばボタン1を押した0秒後に,ラベル100の場所の命令を実行したい場合,「ボタン1が0msec以内にOnになったらラベル100へ」という日本語のコマンドを選択する.最大500行のプログラムを作成できる(例えば,DVDチェンジャの機構系の動作確認プログラムは300行程度).パソコンの画面上でモータ電流やスイッチ波形などをモニタしたり,波形を変形させてテスト信号を定義したりする機能も備える.テスト・プログラムの繰り返し実行も行える.
制御用ハードウェアとパソコンの間はUSBケーブルで接続する.本システムは,最大6個のDCモータを制御できる.また,汎用I/Oを8ポート,アナログ入力を10ポート備える.制御用ハードウェアの外形寸法は270mm×175mm×45mm.
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