[ keyword: DSP ]
マクニカ,Analog DevicesのBlackfin評価ボードなどと組み合わせて利用するインターフェース拡張ボードを発売
ニュース 2006年11月20日
マクニカは,Blackfinプロセッサの評価ボードである「EZ-KIT Lite」や開発ツールである「VisualDSP++」と組み合わせて利用するインターフェース拡張ボード「MARBO-3EX」を発売する.Blackfinは,米国Analog Devices社のディジタル信号処理プロセッサ(DSP)である.例えば,車載マルチメディア機器やドライブ・レコーダ,監視カメラ,テレビ会議システム,キオスク端末などの開発への適用を想定して製品化した.
本インターフェース拡張ボードは,SDカード・スロット(2スロット),CompactFlashカード・スロット,40Gバイトの1.8インチ型ハード・ディスク,USB2.0インターフェース(ホストが3ポート,ターゲットが1ポート),Ethernetインターフェース(100Base-TX),3.5インチのVGA(640ピクセル×480ピクセル)液晶インターフェース,HDTV/SDTVエンコーダを備えるテレビ信号の出力ポートなどを備えている.また,ユーザ論理を実装するためのFPGA(米国Altera社のCyclone II EP2C35F672C6)を搭載する.
ボードの外形寸法は260mm×220mm.本ボードを動作させるためのデバイス・ドライバやサンプル・プログラムが付属する.2006年12月上旬より出荷を開始する.
[写真1] MARBO-3EX(下)にEZ-KIT Lite(上)を接続したところ
■価格 |
■連絡先 |