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松下電器産業,SDカードをメディアとする家庭用ディジタル・ハイビジョン・ビデオ・カメラを発売
ニュース 2006年11月13日
松下電器産業は,SDカードをメディアとする家庭用ディジタル・ハイビジョン・ビデオ・カメラ「HDC-SD1」と,DVDをメディアとする「HDC-DX1」を発表した.映像信号は,いずれも1080i形式(1920ピクセル×1080ピクセルの飛び越し操作).
「HDC-SD1」は,SDカードおよびSDHCカードを採用している.テープやディスクを動かす駆動機器が不要となり,起動時間は1.7s(秒)と短い.使用できるSD/SDHCカードの容量は2Gバイト~32Gバイト.4GバイトのSDHCカードが付属しており,このSDHCカードによって最長約90分の映像を録画できる.32GバイトのSDHCカードは,2009年の発売を予定している.
「HDC-DX1」は,DVD-R,DVD-RW,DVD-RAM,DVD-R DLの4種類のディスクに記録できる.SDカード・スロットを備えている.ただし,SDカードに記録できるのは静止画のみ.
HDC-SD1とHDC-DX1は,放送局の業務用ビデオ・カメラなどに使用されている3CCDカメラ・システム「テルニオン3CCD HD」を搭載している.コンデンサ・マイクが五つ内蔵されており,5.1チャネルのサラウンドで録音可能.被写体に向かって画面をズームすると,マイクの指向性も被写体の方へ絞られる.
HDC-SD1は2006年12月1日から,HDC-DX1は2006年12月15日から出荷を開始する.
[写真1] 発表会場のようす
[写真2] SDカード対応の「HDC-SD1」
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