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VIA,PCI ExpressやDDR2 SDRAMとのインターフェース機能を備えるx86プロセッサ向けノース・ブリッジLSIを発売
ニュース 2006年11月7日
台湾のVIA Technologies社は,PCI ExpressやDDR2 SDRAMとのインターフェース機能を備えるノース・ブリッジLSI「VIA CN800」を発売する.同社のx86プロセッサである「VIA C7」または「VIA C7-D」,サウス・ブリッジLSIである「VIA VT8237R Plus」と組み合わせて利用する.本LSIは,CPUと外部バスの接続やメモリ関連の機能にグラフィックス処理機能を統合した,いわゆるIGP(integrated graphics processor)である.
HD(high definition)ビデオに対応したMPEG-2デコード・コア(VIA UniChrome Pro)や,2系統のモニタに映像を出力するためのビデオ処理回路(DuoView+)を備えている.CPUバスの動作周波数は533MHzまたは400MHz.外部メモリとして,DDR2 533/400またはDDR 400/333/266を接続できる.外部メモリの最大容量は4Gバイト.グラフィックス用インターフェースとして,PCI Expressに加えて,AGP 8Xも利用できる.ノース・ブリッジLSIとサウス・ブリッジLSIの間の接続には,同社独自のバス規格であるV-Linkを利用する.本バス規格のデータ転送速度は533Mバイト/s.
2006年11月中に量産出荷を開始する.
[図1] VIA CN800を利用したシステムのブロック図
[図2] VIA CN800の外観
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