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UPEK，外形寸法が約20mm×20mm×4mmと小さい指紋認証モジュールを発売
ニュース 2006年6月26日
米国UPEK社は，外形寸法が約20mm×20mm×4mmと小さい指紋認証モジュール「TCEDA3C」を発売した．本モジュールは，ライン・センサ，信号処理チップ，双方を接続するためのプリント基板から構成される．同社では，パソコン利用時のユーザ認証やUSBメモリの認証，ネットワークを介した電子決済端末の本人認証などにおける利用を見込んでいる．同社は2004年3月，STMicroelectronics社からスピンオフしたバイオメトリクス関連の技術者によって設立された企業である．
本モジュールの解像度は508DPI（dot per inch）．対応するインターフェースはUART（230kbps以下），およびUSB1.1（フルスピード・モード）である．動作電圧は2.7～3.6V，スリープ・モード時電流は70μA，待機時電流は130μA，動作時電流は156mA以下．
本モジュールは，アプリケーション・ソフトウェアといっしょに提供される．国内販売代理店はサンシン電気とトーメン エレクトロニクス．指紋の検出にエリア・センサを使用した「TCEBB1C」や「TCS2CF-TCD21」もあわせて発売する．「TCEBB1C」は，連邦情報処理標準(FIPS：Federal Information Processing Standards)の規格に準拠している．
[写真1] 指紋認証モジュール「TCEDA3C」の外観
[写真2] 米国UPEK社のPresident＆CEO Alan Kramer氏
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