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エプソントヨコム,チャタリング除去可能な2チャネルの汎用入力端子を持つリアルタイム・クロック・モジュールを発売
ニュース 2006年6月21日
エプソントヨコムは,2チャネルの入力端子を持つリアルタイム・クロック・モジュール「RX-4575LC」を発売した.リアルタイム・クロックは,年,月,日,時,分,秒のデータを提供する.CPUなどが停止しているときも,内蔵電池から電源を供給されて動作している.
本モジュールを搭載することで,CPUのI/O端子数不足を緩和できるという.この入力端子には,チャタリング現象を無視するためのフィルタ回路が挿入されている.チャタリングを無視できる時間は8ms,31ms,62ms,125msと可変である.さらに,60kΩのプルアップ/プルダウン抵抗を持ち,任意に接続・開放できる.検出された入力信号は,3線式のシリアル通信によってCPUに送られる.
本モジュールは,周波数精度が5±23ppm(月差1分相当)の水晶振動子を搭載する.また,うるう年自動補正付きカレンダ・クロックや12ビット・タイマ割り込み機能,日・時・分アラーム機能を内蔵する.入出力端子としては,2チャネルの汎用入力,2チャネルの割り込み出力,シリアル通信用クロック入力およびデータ入出力,クロックのコントロール入力および外部出力,2チャネルのチップ・イネーブル入力を備える.
電源電圧は1.6~5.5V.待機時消費電流は0.35μAである.3.6mm×2.8mm×1.2mmの12ピンVSOJパッケージに封止する.
[写真1] リアルタイム・クロック・モジュール「RX-4575LC」の外観
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