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Agilent Technologies,同期サンプリング速度が450MHzと高いロジック・アナライザを発売
ニュース 2006年6月1日
米国Agilent Technologies社は,ロジック・アナライザ「16800シリーズ」を発売した.同期サンプリング速度は450MHz,非同期サンプリング速度は1GHz(4GHzのタイミング・ズームあり),各チャネルのメモリ長は1Mポイント,最大32Mポイントである.チャネル数が34,68,102,136,204の機種を用意する.例えば,DDR2などの高速メモリのバスやディジタルRF信号,高速シリアル・バス,FPGA周りのバスなどのタイミング解析に向くという.
バス・ラインに任意のデータを流し込めるパターン・ジェネレータを内蔵した機種もある.このパターン・ジェネレータの動作モードは二つ.一つは48本のバスに最大180MHzの波形を流し込める.記憶できる波形の長さは8Mポイント.もう一つは24本のバスに300MHzの波形を流し込める.記憶できる波形の長さは16Mポイント.
3GHzで動作するCPUと1GバイトのRAMを搭載しており,表示の切り替えをスムーズに行える.ディスプレイ・サイズは15インチで,外部接続端子としてUSB2.0インターフェースを備えている.
オプションのソフトウェアとして,FPGAの内部の状態をリアルタイムに観測できる「FPGA Dynamic Probe」や,米国Xilinx社が供給しているFPGA用ソフト・マクロCPU「MicroBlaze」の逆アセンブラなどを提供する.
[写真1] ロジック・アナライザ「16822A」の外観
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