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2005年の電子産業国内生産額は対前年比-4.0%減,3年ぶりにマイナスに転じる
ニュース 2005年12月26日
JEITA(電子情報技術産業協会)は,電子産業分野における2005年の国内生産額を発表した.2005年の国内生産額(見込み)は,対前年比-4.0%減となり,3年ぶりにマイナスに転じた.「2004年後半から目立ちはじめた在庫の積み上がりの調整が長引いたことや,DVDビデオやディジタル・カメラの価格下落が影響した」(JEITA会長の岡村 正氏).
JEITAでは,2006年2月にトリノ オリンピック,同年6月にFIFAワールドカップが行われることや,2005年11月に地上デジタル放送の視聴エリアが拡大されたことなどから,2006年の国内生産額を対前年比+2.3%増(19兆3,891億円)と予測している.
JEITAの2006年生産見通しによると,プラズマ・テレビや液晶テレビ,カー・ナビゲーション・システム,固定通信装置,基地局通信装置,水晶振動子,テレビ・ビデオ用チューナ,電子管(PDPモジュール)において,対前年比で二けた成長を予測している.
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