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松下電工が特定小電力無線モジュールを発売,RS-485やRS-232-Cをもつ計測器の無線データ伝送を可能にした
ニュース 2005年12月19日
松下電工は,特定小電力無線モジュール「KR10無線ユニット」を発売した.RS-232-C,RS-485とのインターフェース機能をもつ「RS485タイプ」と,RS-232-Cとのインターフェース機能だけをもつ「RS232Cタイプ」の2機種を用意する.同社では,オフィス・ビルや工場,病院,学校,スーパマーケットなどで,電力,温度,生産数量などの測定データの伝送に利用されることを想定している.例えば計測器のレイアウトを変更する際に,ケーブルの配線工数を削減できる.
両タイプとも,スイッチを切り替えることにより,子機,中継機,親機として利用できる.1:1通信だけでなく,1:Nの通信システムも構築できる(N≧2).1:1通信の場合,設定は本体のみで行える.1:N通信の場合はパソコンを使って設定する.親機1台に対して子機を最大99台まで接続できる.「RS485」タイプの場合,子機1台に31台の計測器を接続でき,全ネットワークでは最大254台の計測器を接続できる.
チャネル数は16.通信速度は1200bps,2400bps,4800bps,9600bps,19200bps,38400bpsから選択できる.通信距離は,見通しの良いところで100m.さらに中継機(最大8台)を間に設置することで通信距離を延ばせる.外形寸法は90mm×28mm×100mm(アンテナ部を除く).
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