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フリースケール,FlexRay通信コントローラを用いたBrake-by-wireのデモを公開

 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは,2005年9月8日に同社のプライベート・セミナである「フリースケール・テクノロジ・フォーラム・ジャパン2005」を開催した.このイベントで,同社は自動車分野の製品に関するデモンストレーションを行った.例えば,FlexRay通信コントローラ「MFR4200」を用いて,ブレーキ・ペダルの踏み込み量に応じた制動制御を電子的に行う,いわゆるBrake-by-wireの実演を披露した.

 Brake-by-wireのデモンストレーションでは,アクセル/ブレーキ・モジュールの情報をデュアルチャネルのFlexRay通信を介して制御対象ノードに送り,そのデータをもとにアクセル(モータ)制御用DSP(56F8323)やブレーキ制御用DSP(56F8346)が加速,制動などの処理を行う.MFR4200の対応バージョンはFlexRay v1.9であり,現在量産中.2005年末には最新バージョンのFlexRay v2.1に対応した通信コントローラ「MFR4300」の出荷を開始するという.また,同時期にFlexRay v2.1対応通信コントローラのIPコアを内蔵したマイクロコントローラ「S12XFR」も出荷する予定.2006年末ごろにはFlexRay通信コントローラを内蔵したブレーキ制御用DSPを製品化するという.

 また,同社はPowerPCコアを内蔵したマイクロコントローラのデモンストレーションも行った.32ビットPowerPCマイクロコントローラ「MPC5200」を搭載したカー・ナビゲーション・システム向け開発プラットホーム「Media5200」を用いて,居眠り運転防止システムを試作した.運転者の輪郭や目の状態をモニタし,設定時間以上(デモンストレーションでは2秒以上)目をつむったり,顔が横や下を向いた場合にブザーで警告する.本システムはさまざまな人種の顔の特徴情報を集めたデータベースを備えている.USBカメラの画像にノイズ除去を施した後,ハードディスク装置に格納された本データベースを参照して運転者の顔を検出している.

 MPC5200の処理性能は760MIPSだが,2006年末には処理性能を1000MIPSに引き上げた「MPC522x」の量産出荷を開始する予定.MPC522xは2次元グラフィックス・アクセラレータや各種ビデオ/オーディオCODECを内蔵する.


[写真1] 「MFR4200」のデモンストレーション


[写真2] 居眠り運転防止システムのデモンストレーション


[写真3] 居眠り運転防止システムで輪郭や目の状況を読み取っているようす

■連絡先
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
URL: http://www.freescale.co.jp/

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