[ keyword: ボード ]

ロステーカ,58.5mm×26.0mmと小さいOMAP搭載CPUボードを発売

 ロステーカは,外形寸法が58.5mm×26.0mmと小さいCPUボード「OMAP-Petit Board」を発売した.CPUとして米国Texas Instruments社の「OMAP5912ZZG」を搭載する.本ボード上のメモリにブート・ローダを格納し,外部からネットワーク経由でLinux OSやアプリケーション・ソフトウェアをダウンロードする用途などを想定して開発した.例えば,セキュリティ・サーバやミュージック・サーバ,FA(factory automation)向けの組み込みコンピュータなどに利用できるという.

 OMAP5912ZZGは,CPUコア「ARM926」とDSPコア「C5500DSP」を内蔵するデュアルコアのプロセッサである.また,250KバイトのRAMも備えている.このほか,ボード上には32Mバイトのフラッシュ・メモリ,32MバイトのDDR SDRAM,LCD(液晶ディスプレイ)インターフェース,カメラ・インターフェース兼ARM9コア用デバッグ・インターフェース(ETM9),140ピンの汎用拡張コネクタなどを搭載している(ただし,出荷時にETM9コネクタは実装されていない).

 ソフトウェア・デバッグ環境として,ソフィアシステムズの「WATCHPOINT」を利用する.これとは別に,本ボードと組み合わせて利用できるベース・ボード「OMAP-Base-1」を開発中.本ベース・ボードの外形寸法は110mm×115mm.EthernetやUSB,CompactFlash,MMC/SDカードなどの各種インターフェースが搭載される予定.


[写真1] OMAP-Petit Boardの外観

■価格
下記に問い合わせ

■連絡先
ロステーカ株式会社
TEL: 03-3229-1801
E-mail: sales@losteaka.com
URL: http://www.losteaka.com/

組み込みキャッチアップ

お知らせ 一覧を見る

電子書籍の最新刊! FPGAマガジン No.12『ARMコアFPGA×Linux初体験』好評発売中

FPGAマガジン No.11『性能UP! アルゴリズム×手仕上げHDL』好評発売中! PDF版もあります

PICK UP用語

EV(電気自動車)

関連記事

EnOcean

関連記事

Android

関連記事

ニュース 一覧を見る
Tech Villageブログ

渡辺のぼるのロボコン・プロモータ日記

2年ぶりのブログ更新w

2016年10月 9日

Hamana Project

Hamana-8最終打ち上げ報告(その2)

2012年6月26日